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「為替ヘッジあり・なし」って一体何?海外資産への投資

為替ヘッジとは?

ユーロとコンパス

海外資産(株式や債券など)に投資する場合、資産価値の動きだけじゃなく、円安・円高といった為替変動にも備えなくてはなりません。
資産価値が100円のままでも、円高になると円の価値が下がりますので、受け取る金額は少なくなります。
逆に円安になれば為替差益が生じて受け取る金額がアップします。
円安になりそうな場合はそのままでもよいかもしれませんが、もしも為替変動のリスクを抑えて外国資産に投資したいというのであれば、「為替ヘッジ」を行うという方法もあります。
為替ヘッジとは、為替変動による差額を無視して、純粋に債券自体の価値で取引できるシステムです。

為替ヘッジにはコスト(手数料)がかかりますので、ある程度利回りのある金融商品に投資しないと、コストの分だけマイナスになってしまいます。
あるいはヘッジコストの低い海外資産を選ぶ必要があります。

ヘッジコストとは?

ヘッジコストは、一般的に相手国との短期金利差によって決まります。
たとえば、円の金利が1%、米ドルの金利が3%であれば、3%-1%=2%であり、1米ドル=100円であれば、100円×2%=2円がヘッジコストになります。
為替ヘッジでは、外国通貨取引を行う時に、将来いくらで交換するか(1米ドル=〇円)など、あらかじめ条件を決めます(為替予約取引)。
ヘッジコストは2%(2円)ですから、現在100円で買って、外国資産と交換する時に98円で売るということになります。
取引期間が1年後であれば、「1年後に1米ドル=98円で交換する」という予約になります。

どうして短期金利差で決まるのかというと、現在の為替レートをそのまま将来に適用してしまうと、現在の為替レートで金利の高い方を運用している方が有利になってしまいます。
たとえば、1米ドル=100円で、円金利1%、米ドル金利3%である場合、1年後に円は101円、米ドルは1.03ドルになります。
分かりやすいように100万円の取引にすると、円は101万円、米ドルは10,300米ドルですので、かなりの開きが出てきます。
「為替ヘッジなし」の取引ではそのまま交換することとなりますが、「為替ヘッジあり」ですと、為替差益、為替差損をなくさなくてはなりませんので、101円=1.03米ドル(101万円=10,300米ドル)になるように修正しなくてはなりません。
そのため、短期金利差をヘッジコストとして、金利による金額の差が出ないようにしています。

為替ヘッジプレミアムとは?

もしも為替ヘッジコストがマイナスになる場合は、為替ヘッジプレミアムが生じます。たとえば、豪ドルの短期金利が4%で円の短期金利が1%という場合、豪ドル建てで日本円に投資した場合、年間3%の金利がもらえることとなります。円は金利が低いので、円建てで取引する人にはほとんど関係ありません。

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