借金

完済前に過払い金請求するメリットとは?

完済前に過払い請求できる?

返済明細書と電卓

過払い金の返還請求は、契約終了後10年以内であればいつでも行うことができます。
ただし、まだ借金を返済している最中ですと、契約通りに返済しなくてはなりません。
返済と過払い金の返還を同時に行えば、毎月返済する度に過払い金を返還してもらうことになりますから、手続きの面で非常に混乱を来します。

しかし、任意整理を行えば完済前に過払い金を受け取ることも可能です。
受け取るというより、残りの借金と相殺するという形になりますが、残高に対して過払い金の方が多ければ返ってくる可能性もあります。

任意整理のメリット・デメリット

スライス

任意整理を行うメリットは、借金が減少する分返済が楽になることです。
過払い金を残金に充当できるだけじゃなく、月々の返済額を減らしてもらったり、元金の返済だけで済んだりと、有利な条件で返済計画を組み直すこともできます。

一方、任意整理のデメリットは、信用情報に事故情報として記録されることです(過払い金との相殺で債務が0になるケースを除きます)。
完済後に過払い金返還請求した場合、すでに完済しているので信用情報にも何も記載されません。
あと少しで完済できるという場合は、完済後に過払い請求した方がよいこともあります。
ただし、完済後に行うと、下記のよう任意整理よりも多くの費用がかかる可能性があります。

完済前に和解した方が費用はお得?

過払い金返還請求を弁護士に依頼した場合、成功報酬が発生します。
成功報酬の相場は、戻ってきた金額の2割程度です。
もしも10万円戻ってくれば2万円、100万円戻ってくれば20万円が費用になるので、過払い金が多い人ほど費用が発生します。

しかし、任意整理なら1社当たり2~3万円が相場であり、過払い金の成功報酬も発生しません
もともと任意整理の内容の1つに、利息制限法に基いた利息の引き直し計算が含まれています。
過払い金返還請求と異なるのは、利息の引き直し計算を行った上で「残りの借金をどうするのか」という和解交渉がメインですので、必ずしも過払い分がすべて残金に充当される(あるいは手元に戻ってくる)とは限りませんが、借金の減額交渉には役立ちます。

過払い金の和解相場は?

もっとも、過払い金返還請求を行っても100%過払い金が戻ってくるとは限りません。
過払い金の和解相場は6~8割程度であり、そのうちに2割は弁護士の成功報酬になります。
しかし、任意整理ならまだ借金が残っている分、「和解しないと元金も戻ってこないのでは?」という危機感を業者が抱きますので、過払い分がすべて債務に充てられるケースも多いです。
借金の状況は1人1人異なりますので一概には言えませんが、がんばって完済してから過払い金の返還請求を行うよりも、任意整理した方が残りの借金も減り、結果的にお得になる可能性があります
返済期間が長い場合、その間に業者に倒産してしまい、過払い金の請求が出来なくなるという恐れもありますから、過払い金が発生している場合は早めに対処した方がよいでしょう。

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