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納付猶予と未納の年金保険料、ローンで払うならどっちが先?

納付猶予できる期間とできない期間

期間

年金保険料は月に約15,000円も支払わなくてはなりません。
経済的に余裕がないと苦しいと思います。
納付免除にすると、保険料の金額を4分の1、4分の3、半額、全額免除にすることもできますが、免除になると将来受け取る年金が減るので、それは困るという方もいるでしょう。一定の所得がある場合は、免除申請しても審査に通らない可能性があります。
学生であれば「学生納付特例制度」、20歳以上30歳未満であれば「若年納付猶予」を利用して納付期限を最大10年先延ばすことができますが、30歳から発生する納付金については猶予することはできません

カードローンを使用するタイミング

猶予できず免除もイヤという場合は、納付するしかありませんよね。
そこでカードローンを利用して納付しようとしている方も多いと思います。
カードローンは、利用目的を問わない無担保ローンですから、保険料の支払いに充てることもできます。
利息が発生するので、あまり多くの金額を長期間借りることはおすすめできませんが、将来的に安定して収入が入ってくる場合、繋ぎの資金としてカードローンを利用するのもありでしょう。
年金保険料には時効がありますから(猶予されていない保険料=「未納」は2年間)、時効になって将来貰える年金が減るよりは、多少利息を払っても時効前に支払いたいという方も多いと思います。

猶予期間の支払いが残っている場合は?

ただし、学生納付特例や納付猶予の支払いがまだ完了しておらず、そちらもカードローンで支払いたいと思っている方は注意が必要です。
もしも20歳から30歳までの10年間保険料を払っていない場合、まとめて支払おうとすれば、約15,000円×12ヶ月×10年=180万円が必要になります(保険料は年度によって異なります)。
カードローンにも審査がありますので、180万円をポンと貸してくれるわけではありませんし、借入できたとしても利息が大きく、返済困難になる可能性があります。
たとえば180万円を年率14%で借りた場合、1日あたり690円、1ヶ月あたり約2万円の利息が発生します。
しかも、年金保険料は毎月支払う必要がありますから、古い保険料を支払っている間にどんどん新しい納付書が来てしまい、結局支払うことができず未納分が増えたり、納付免除せざるを得なくなったりする可能性もあります。

優先順位を付けて支払おう

しかし、一度にすべてを支払おうとせず、必要なものから順次支払っていけば、カードローンの返済に追われず、年金もきちんと支払うことができます。
たとえば、猶予期間中の保険料については10年の時効がありますので、まずは時効間近な保険料だけ追納し、それ以外の猶予分については後回しにします。
ちなみに猶予期間中の保険料については、払わなくても「未納」扱いにはなりません。
将来受け取る金額に差は出てきますが、強制ではありませんので、払えない場合は無理に払わなくてもよいのです。

そして追納とは別に、30歳から猶予できない保険料が発生しますので、そちらは順次支払っていきます。
保険料を支払えない場合、こちらは「未納」となります。
「納付は古い順から」と言われますが、猶予期間中のものは猶予期間中、未納分は未納分の中で順番に支払えばよいので、猶予期間中のものを返済しないと未納分を支払えないというわけではありません
未納にも2年間の時効がありますので、延滞金をかけずに2年間支払いを先延ばしすることも可能ですが、催告状が来ることがありますので、なるべく未納にしない方がよいでしょう(年金保険機構と相談することで、催告状を出さないようにしてもらえることもあります)。

免除申請が必要な場合も

未納にならないように保険料を納めつつ、余裕があれば猶予期間の追納を行うというようにしていけば、カードローンで借りる金額もそれほど多くなりません。
もちろんカードローンを利用する以上は、収入が支出を上回っており、問題なく返済できることが条件となっています。
経済状況が厳しい場合は、ローンを組んでまで全額納付するよりも、免除申請を行うことをおすすめします。

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