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住宅ローンで変動金利を勧められる理由とは?

変動金利を勧められたら要注意?

方向疑う

住宅ローンの金利を「変動金利」にしている場合、金融市場の金利の変化に応じて返済額も変わります。
今は金利が低くても将来上がる可能性もあります。
その時は当然、債務者の返済額は増えます。
毎月の支払額は同じでも、利息が増える分返済期間が長くなっているはずです。
住宅ローンは何千万円という契約ですから、金利が1%違うだけでも返済額に大きな影響を及ぼします
ですので、あえてリスクの高い変動金利を選択する必要はありませんが、住宅ローンを組む時に変動金利をやたらと勧められる場合もあります。
銀行や工務店は、なぜ変動金利を勧めるのでしょうか?

銀行は変動金利で得する?

銀行側の視点に立ってみると、変動金利で住宅ローンを組んでもらえば、金利が上昇した時にその分多くの利息の取ることができます。
逆に固定金利で組んでしまえば、金利上昇による利益を得ることはできません。
ですので、将来金利が上がると銀行側が思っている場合は、消費者に対して変動金利を勧めてくる可能性があります
当然消費者は損をしてしまいますが、基本的に銀行の利益と消費者の利益は一致しませんので、「まだまだ金利は下がりませんよ」などと言われても鵜呑みにしない方がよいでしょう。

販売する側の都合?

銀行に代わって住宅ローンの契約を取る工務店にとっては、返済シミュレーションをする時に変動金利の方が勧めやすいという理由があります。
変動金利は固定金利よりも低い場合が多いので、「変動金利ならこの程度の返済額で済みますよ」とセールスしやすいのです。
実際に将来の金利がどうなるか、利用者が返済に困らないかということは、工務店にとってはあまり関係ありません。
契約するとその段階でお金を受け取ることができるので、その時点でセールスしやすい方を勧めます。
確かに変動金利でお得になる可能性もありますが、損をするリスクもあるわけです。
それにも関わらず、やたらと変動金利を勧めてくる業者については少々注意が必要です。

「固定金利期間選択型」を勧められたら?

「変動金利はリスクがあるから不安」と言うと、固定金利期間選択型を勧められる場合もあります。
固定金利期間選択型とは、初めだけ固定金利で後から変動金利になるシステムです。
たとえば10年固定の場合、10年間は固定金利、それ以降は変動金利になります。
再度固定金利を選択することもできますが、普通の固定金利(全期間固定金利)よりも金利の優遇率が下がってしまいますので、あまりお勧めできません

「リスクを分散できる」と言われると良いもののように感じるかもしれませんが、絶対に損をしたくないと思ったら全期間固定金利を選んだ方がよいですし、リスクを負ってでも金利で得をしたいと思うなら、全期間変動金利を選んだ方がよいでしょう。
基本的に、住宅ローンを株や投資と同じように扱う必要はありません。
金利で儲けたいのなら、住宅ローンとは別に余剰資金で株や投資を行えばよいのですから、そうでない場合は固定金利を選んだ方が無難です。

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