知識

どうして仕事をさぼってしまう?ドーパミンと前頭前皮質の関係

仕事をさぼるのはドーパミンのせい?

悩む女性

仕事をしている最中でも、気が付いたらインターネットで遊んでいたり、メールで友達をやり取りをしていたりと、関係ないことをしてしまう場合もありますよね。
無駄な時間だと分かっていても、仕事をしているとどうしても他のことに気を取られてしまい、なかなか作業に戻ることができません。
一体どうしてでしょうか。

その理由の1つに、ドーパミンの作用があります。
人が何かをしたいと思うのは、ドーパミンの作用です。
ドーパミンは、脳の中央部分にある脳下垂体から放出される神経伝達物質です。
ドーパミンは、生存に必要な行動をする時に分泌される物質ですが、現代社会では生存とは関係のないタイミングでも分泌されてしまう場合があります。
たとえば、インターネットやメールを「生存のために必要な何か」と判断してしまうと、ドーパミンが大量放出されてしまい、仕事の最中にも他のことが気になるようになります。

前頭前皮質がコントロールする

もちろん仕事も重要ですし、むしろ生存のためにはネットサーフィンをするよりも仕事をした方がよいですから、脳は「遊んでないで仕事を優先させろ」と命令します。
その命令を発しているのが、前頭前皮質です。
前頭前皮質は、内的葛藤が生じた時に何を優先させるべき判断します。

その際前頭前皮質は、心拍や呼吸など、人間が意識せずに行っている身体機能の一部の働きを低下させます。
すると、心拍数が低下し、血圧が低くなり、呼吸もゆっくりになります。
副交感神経が優位になって、リラックス状態が作られます。
心拍変動(心拍間隔の周期的な揺らぎ)が上昇した状態とも言います。
この状態になると、前頭前皮質のコントロール力が高まり、自分を律しやすい状態になります。

日常生活を見直してみよう

一般的に「意志が弱い」と呼ばれる方は、前頭前皮質のコントロールが弱いため、ドーパミンの働きに負けて仕事をさぼってしまいます。
どうして前頭前皮質のコントロールが弱いのかというと、睡眠不足や栄養不足、自律神経のバランスの崩れなどによって、前頭前皮質の働きが低下してしまっていることが考えられます。
そのため、自分をコントロールしなくてはいけない時に力を発揮できず、誘惑に負けてしまうのです。

意志が弱くて悩んでいるという方は、まずは生活習慣を見直し、前頭前皮質の機能を高めましょう。
適度な運動を行う、ストレスの少ない生活を送る、睡眠時間を毎日6時間以上取る、呼吸法で呼吸のペースを遅くする(ストレスになるほど遅くしない)など、有効な手段を試してみましょう。

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