知識

海外では偽札をつかまさないよう注意

日本のお札の技術は世界でもトップクラス

一万円札
 2004年11月1日に日本のお札はすべて一新されました。それぞれ偽札を防ぐための高度な工夫が施されています。たとえば一万円札。お札を光にかざすと表の中央に福沢諭吉が浮かび上がり、右端には縦3本のラインが浮かび上がります。さらに裏には右上の「10000」の数字の下に「NIPPON」の文字が浮かび上がります。これは素人は決して真似することのできな非常に難しい技術です。そのため、日本のお札は光にかざすだけで偽札かどうかをほぼ100%識別することができます。

しかし、それでも偽札事件が起こることはあります。一万円札を受け取るときに毎回わざわざ光にかざして確認する人も少ないからです。つい最近の2014年10月22日には、タクシーの運賃を支払う際に偽一万円札を使ったとして会社員の男が逮捕されています。タクシー運転手が受け取った一万円札を両替機で使えないことを不審に思い警視庁に届け、タクシーに搭載されたドライブレコーダーの映像などから容疑者を特定。偽札は自宅のカラープリンターで作成されていました。

フィリピンには偽札が多く出回っています

日本ではこのような偽札事件が起こるには非常にまれなことですが、お札がそれほど精巧に作られていない外国ではそう珍しいことではありません。たとえばフィリピンではかなりの数の偽札が出回っています。外国人が偽札と本物の札を見分けることは非常に困難なので、偽札は外国人にまわってくることが多いようです。

偽札を掴まされてしまったときはどうすればいいか? 銀行ではもちろん両替してくれませんし、警察に行ってもフィリピンの警察はそれくらいのことでは動いてくれません。かといってお店で使うと、受け取りを拒否されるどころか下手したら逮捕されてしまうこともあります。

ですので、フィリピンで偽札を掴まされたら泣き寝入りをするしかないというのが実情です。お金を受け取るときに用心するしかありません。銀行、ATM、両替所などでお金を受け取るときも気をつける必要があります。偽札は印刷がやや薄めで、感触に違和感があり、大きさも少し小さいようです。

フィリピンでは商売するほうがお釣りを用意するのではなく客のほうがお釣りのないように細かいお金を用意しなくてはならないという考えが強くあります。そのため、知らない人から「1000ペソ札をくずしてほしい」と両替を頼まれることがよくあります。こういうときに偽札を掴まれる可能性もあるので、あまり気軽に応じないほうがいいかもしれません。

アメリカにも多く出回っています

アメリカも先進国でありながら偽札がかなり出回っています。アメリカドルのお札は日本のお札のような精巧な作りではなく、ちょっと昔のものだと印刷がズレていることさえあります。なので、偽札を作るのがそれほど難しくないのです。偽札を掴まされて警察に行ってもほとんど取り合ってもらえません。なので、フィリピンと同じようにお金を受け取るときに用心するしかありません。

アメリカドルの偽札を見分けるのによく使われるのは偽札検出ペンです。このペンで札に線を引いて黄色だったら本物、黒か茶色だったら偽札の可能性が高いです。このペンはAmazonなどで3ドルくらいで手に入ります。お店のレジに置いてあることが多く、客から100ドル札を受け取ったときに店員がこのペンを使ってチェックします。

しかし、この偽札検出ペンを使っても偽札を完全に見分けられるわけではありません。5ドル札を漂白して色をなくし、その上から100ドル札をプリントした偽札もあるからです。元は5ドル札なので偽札検出ペンもこれには反応しません。このタイプの偽札は透かしの部分で見分けるしかありません。本物に100ドル札には透かしの部分にベンジャミン・フランクリンが出てきますが、元が5ドルの偽札の100ドル札にはリンカーンが出てきます。

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