知識

交際クラブ詐欺の悪質な手口とは

男性がターゲットにされます

手をつなぐ男女
 交際クラブ詐欺というのは「お金持ちの女性の相手をするだけでお金を援助してもらえる」「逆玉の輿に乗れる」といったうたい文句で客を集め、登録料や保証金の名目でお金を騙し取る詐欺です。基本的に男性がターゲットにされ、暴力団などが組織的に行ってることが多いです。

交際クラブ詐欺の手口 その1

交際クラブに登録すると、運営会社が連絡があり、「あなたに興味をもった女性がいます。しかし、会うためには保証金が必要です」と言われます。お金がかかるのならやめるというと「保証金は必ず返金する」と言われます。その言葉を信用して保証金を預けると、運営会社から「○月○日に○○で女性を紹介します」と連絡があります。その女性とは実際に会ってデートすることができます。しばらくしてまた運営会社から連絡があり「女性はお客さんのことを大変気に入った。もっと高額のプランにしたほうがいい」と言われます。しかし、その追加料金を払ってももう女性と会うことはできず、払ったお金もなにかと理由をつけて返してもらえなくなります。女性は運営会社と共謀しているサクラです。

交際クラブの手口 その2

交際クラブに登録するとひとりの女性を紹介されます。しかし、待ち合わせ場所に行くとそこにいるのは50代くらいのおばあさん。ホテルに誘われ、それを拒むと高額な慰謝料を請求されます。

被害者は誰にも相談できない人も

交際クラブ詐欺に遭って消費生活相談センターに相談に来る人はかなり多いようです。が、捜査関係者によると「関係機関に相談に訪れる人はごく一部。多くの人は騙されていると気付きながらも世間体を考えて相談することもできずにいる」とのことです。誰にも相談することができず、8000万円以上のお金を払ってしまった男性もいます。

その50代の男性はスポーツ新聞で「交際クラブ」の広告を目にしました。男性には妻がおり、夫婦関係も良好だったのですが、ちょっとした出来心からそれに応募。まもなく運営会社から携帯に連絡が入り、「入会には50万円の預託金が必要。しかし交際期間が問題なく終了すれば返金する」というので、男性はそれを信じて50万円を支払いました。

男性はその後実際に女性と会って食事をしました。その女性はサクラだったのですが、男性はそのときは気がつきませんでした。その後も運営会社からの連絡は続きました。「女性はあなたのことをとても気に入っている。彼女は交際期間を延長するため600万円積んだ。あなたも半分の300万円を支払わないと会うことができない」と言われ、男性は言われるがまま預託金を何度も払いました。

しかし、入会してから1ヵ月後に「女性は海外に行った。今退会すると返金はない」と言われ、別の女性を紹介されました。このあたりで男性はようやく詐欺の可能性を疑いはじめました。が、自分の行為に負い目があるため、家族や警察にも相談することができず、騙されていると気付きながらも交際を続けるしかなかったそうです。男性は自分の預貯金は使い果たし、息子の通帳にまで手を出すようになりました。支払った金額の総額は8000万円を超えていたといいます。

交際クラブ詐欺に遭った人は、特に結婚をしている人ならば誰かに相談するというのは難しいかもしれません。が、それでもやはり誰かに相談するしかありません。それによってもしかしたら離婚問題に発展するかもしれませんが、詐欺業者にずっとお金を毟り取られ続けるよりかはマシでしょう。

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