知識

インフレとデフレの違いとは?

インフレとは?

インフレ

インフレとは物価が上昇してお金の価値が下がっている状態です。
たとえば、今まで100円で買えていたものが200円になった場合です。
インフレになると、手持ちの資産が減少する可能性があります。
物価が2倍になれば、今までコツコツ貯めて貯金の価値が半分になるということですから、金額自体は変わらなくても、実質的な資産減少になります。
貯金や年金、保険などは、将来受け取る金額があらかじめ決められているものですから、インフレに対応することができません。

消費者にとって悩みの種であるインフレですが、企業にとってはメリットもあります。
物価が高くなると、企業の利益が出やすくなります。
利益が出て、そのお金の一部が従業員の給料に還元されれば、一般の人も給料が上がるので、物価上昇に耐えることができます。
バブルの頃は、物価が上昇しても給料が上がり、消費も活発に行われていて、大抵の方が好景気を実感できる状態でした。

ハイパーインフレとは?

しかし、インフレが行き過ぎると、物価上昇に付いていくことができず、欲しい物が買えない状態になります。
物が高すぎる(あるいはお金の価値が低すぎる)ので、お金を使えなくなる状態を、ハイパーインフレと言います。
お金が使えなくなると、物々交換の方が早いということになり、お金を介さずに取引する人も出てきます。
物価が高すぎれば、必要に迫られない限り、企業の製品を購入しようとする人は少なくなりますので、企業の売上は低迷し、倒産が相次ぐようになります。

デフレとは?

デフレとは、物価の価値が下がってお金の価値が上がる状態です。
今まで100円で買えていたものが50円になれば、物に対するお金の価値が上がっている(だから支払う金額が少なくてよい)ということになりますので、デフレです。
デフレのメリットは、物の値段が安くなるので買いやすくなり、消費が活発になることです。
消費が進めば、企業の売上が上がります。
利益が増えれば、その一部が従業員に還元されて、従業員の給料が上がります。適度にデフレになるのであれば、インフレと同じように企業だけじゃなく従業員の利益も上がり、消費が活性化することになります。

デフレスパイラルとは?

しかし、デフレも行き過ぎると良いことはありません。
価格が安くなるということは、企業にとって1つの商品から得られる利益が減るということですが、周りが価格を引き下げている中で、自社だけ価格を据え置きにするということはできません。
「周りが価格を下げるならうちも」となり、価格競争に突入します。
しかし、値下げすればするほど1個あたりの売上で得られる利益は少なくなりますので、物を売っても儲からないという状態になります。

利益が出なければ、当然従業員の給料に反映されることはなく、給料が増えないと思えば、消費に回さずに取っておこうと考えるので、貯蓄する人が増えます。
今後も物価が下がるのであれば、貯蓄した方が相対的に資産の価値が増えますので、貯蓄することは消費者にとって有効な選択肢となります。
しかし、貯蓄する人が増えれば消費は冷え込み、企業が倒産してリストラも増えます。
デフレによる経済の悪循環のことをデフレスパイラルと言います。

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