知識

高齢者を狙った短歌・俳句詐欺

ほめほめ商法とも言われます

俳句の寺
 高齢者を狙った詐欺に短歌・俳句詐欺というのがあります。短歌や俳句などの作品を新聞や雑誌に掲載しないかという電話があり、無料と思って承諾するとあとから高額な料金を請求されるというものです。最初は「これは後世に残る名作です」などと言って作品をとにかく褒めちぎってくることから「ほめほめ商法」「ほめあげ商法」とも言われています。俳句・短歌だけでなく、盆栽、山野花、生花、手工芸、和洋裁、写真、絵画、書道、詩、七宝焼、彫刻などでも被害が出ています。

ケース その1

新聞社を名乗る人物から80歳の男性に電話があり、男性の書いた俳句について「素晴らしい作品なのでぜひ新聞に掲載したい」という申し出をしてきました。有名な新聞社ということもあり、それを承諾すると、後日、数十万円という請求を受けました。それを拒むと、「自宅まで行くぞ!」という脅しを受けて怖くなって支払ってしまいました。

ケース その2

ある男性が趣味にしていた盆栽の写真を雑誌に掲載しないかという申し出が出版社からありました。男性がそれを承諾すると、後日、数十万円という請求を受けました。それを拒んでも「すでに印刷されている」と応じてもらえず、仕方なく支払いました。しかし、支払ってからも男性の盆栽の写真が雑誌に掲載されることはありませんでした。

ケース その3

新聞社を名乗る人物から「歌人会の会報であなたの素晴らしい作品を見ました」という電話がありました。大手の新聞に自分の作品が掲載されるのは嬉しいと思い、そのときは承諾しました。が、掲載料金のことを聞いていなかったのを思い出し、担当者に連絡して確認すると20万円とのこと。高すぎるので払えないと拒んでも、「すでに掲載枠を確保してあるので解約できない」と言われ仕方なく支払いました。

支払いはきっぱりと拒んでください

この詐欺のポイントは「作品を掲載しませんか」という申し出をしてきた段階では料金の話はまったくしてこないということ。そのため、申し出を受けた側は無料で掲載されるものだと思って軽く承諾してしまいます。これは当然のことです。広告ではないのですから、短歌や俳句を新聞などに掲載するのに掲載料金をとられるなんて常識的にありえません。逆にこっちが謝礼をもらってもいいくらいです。

もしこの詐欺に遭って料金の請求を受けたときはとにかく強い気持ちで臨むことが必要です。出るところに出ればこちらが負ける要素はなにひとつありません。相手は料金について事前の説明をしていませんし、短歌や俳句の掲載で料金をとられるなんてことは常識的にありえないことですし、そもそも実際には掲載されないケースも多くあります。絶対に脅しに屈してはなりません。絶対に払わないという態度をはっきりと示せば相手もやがて諦めるでしょう。もし相手があまりにもしつこい場合は国民生活センターや弁護士などに相談してください。

もし払ってしまうと「こいつはカモになる」と睨まれて他の悪質業者から同じような次々と勧誘の電話がかかってくるようになってしまうこともあります。そういった場合も国民生活センターなどどこかしらの期間に相談する必要があります。

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