知識

景気って何?不景気と好景気は繰り返す

景気=通貨の流れ

景気

景気とは、国の通貨がどのくらい国内で流通しているか示すものです。
通貨が活発に流通していると「好景気」、流通の流れが悪いと「不景気」と言います。
景気は、不景気と好景気を繰り返します。
その周期は大体60年単位であると言われており、好景気が50年続くと10年で不景気になります。

昨今の日本は20年ほど不景気が続いていましたが、その理由としては、企業の収益が上がる一方で、先行きに対する不安から国民の賃金に反映されず、消費が伸びなかったことなどが挙げられます。
企業の成績が好調でも、市中に通貨が流通しなければ景気回復にはならないということです。
先行きに対する不安と言いましたが、景気には人の心理にも左右されるということです。

不景気における景気対策とは?

不景気になると公共事業が活発に行われますが、それは国の予算で公共事業を行い、流通を良くしようとするためです。
公共事業を行うと、政府がゼネコン(総合建設業)に建設を依頼し、ゼネコンは地元の建築会社に呼びかけます。
すると建設会社で新たな雇用が生まれ、給料を貰った人たちが市中でお金を使うことで、通貨が流通していきます。
「政府が景気対策のために補正予算を組んだ」というニュースが流れたら、景気のために公共事業などを行うということです。

好景気も抑制する必要がある

不景気だけじゃなく好景気にも問題があります。
好景気の時は人はたくさん物を買い、物の値段も上がってきます。
すると「これからさらに物価が上がるだろうから、欲しい物は先に買っておこう」と考え、値段の高い車や住宅、不動産などを購入するようになります。
景気が過熱している時は、適正価格より遥かに高い金額でも物が売れたりします。
しかし、適正価格から離れているということは、将来に対する期待だけで物の価格が上がっているということですから、何かがきっかけで期待が下がると、一気に価格が下落します。
いわゆるバブル崩壊です。

景気が過熱していると、その分崩壊時のダメージが大きくなります。
不動産を担保にお金を貸している銀行や企業では、不動産価格の急落で膨大な不良債権を抱えることとなります。
企業の倒産も相次ぎ、失業者が溢れます。
将来に期待して高額なローンを組んだものの、収入が激減してローンの返済に追われてしまい、生活困難に陥る方も出てくるでしょう。

景気をソフトランディングさせる

政府や日本銀行は、好景気と不景気の波の揺らぎをできるだけ抑える必要があります。
そのため、不景気の時は公共事業を増やすなどして金融緩和し、好景気の時は過熱しないように金融引き締めを行って鎮静化を図ります。
景気における様々な政策というのは、すべて景気をソフトランディングさせるための政策と言えます。

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