知識

銀行に預金したお金は何に使われているの?

預金は投資と一緒

銀行

銀行に預金するということは、ただ銀行にお金を置いておくということではなく、銀行が預かったお金を運用して利益を出すということです。
預金すると利子が付きますが、それは銀行が運用によって作り出したお金です。
運用ということは損失になる場合もありますが、基本的に1,000万円以下の預金については、元金が100%保証されますから、高額の資金を預けている人以外は、損失のリスクを考える必要がありません。
逆に言えば、リスクが低いからこそ利子が少ないということです。
では、銀行は人々の預けたお金をどのように運用しているのでしょうか。

銀行預金の運用先

銀行預金の主な運用先は、住宅ローンや個人ローン、国債、企業への投資などです。銀行でローンを組むと、返済の際に利息を支払いますが、その利息の一部が預金者に分配されています。
国債は、日本政府の発行する債券であり、満期まで所有していれば元金と利子が保証されます。
極めて安全な投資商品ですので、銀行は積極的に国際を購入します。
そして大企業や中小企業への投資です。
銀行は株式会社ですので、安全性の高い企業(主に大企業)にしか投資しません。
お金を借りる方としては「銀行は貸し渋りして困る」と思われるかもしれませんが、預金者としてはリスクの少ない運営をしてくれる方が、安心かもしれません(その分利子は少なくなりますが)。
その他にも、海外の企業などに投資しています。

郵便貯金の運用先

郵便貯金の場合も、「財投債」(国債の一種)の運用により、高速道路などの公共事業やODA、IMF(国際通貨基金)などに投資されています。
郵便貯金については、以前は「財政投融資」という形で財務省(旧大蔵省)に預金がそのまま流れていき、公共事業などに使用されていました。
しかし、「経営が不透明」「天下りの温床」などの批判を受けて2001年に財政投融資は廃止され、以降は財政投融資を証券化した財投債を、郵便局か国から買い取るという形で、公共事業などに投資しています。
結局、投資先は同じ財務省ということです。

預金者は間接的に国債を買っている

銀行でも郵便局でも、預金したお金の多くは国債に使用されているということですから、銀行や郵便局に預金するということは、間接的に国債を買っているということです。
どうせ国債を購入するなら、直接国債を購入してしまった方が、間に金融機関が入らないので預金よりも高い利子を得ることができます。
といっても、国債の利回り自体は低いですから、何百万円も投資しないと利子を受け取ったという実感が湧かないかもしれません。
預金のように自由に引き出すことができないというデメリットもあります。
もしも個人向け国債に興味がある場合は、銀行や証券会社から購入することができるので、興味のある方は窓口に相談してみましょう。

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